登山というよりも「山歩き」という表現が相応しいツアーは、中高年齢層を中心に、ブームになっています。当然、それに伴って「山」の遭難、事故のニュースは後を絶ちません。それも本格的な登山行での事故というより、気軽なハイキング程度の山歩き中の、気候の変化に対応できなかった事故や滑落・転落による事故が目立ちます。2002年中の山岳遭難の発生件数は1,348件を数え、遭難者数は1,631人で、そのうち1,389人が救助されましたが、218遺体が収容されるという結果でした。(警察庁資料)
最近の山岳遭難の特徴として、警察白書は「中高年登山者の比率が高い」ことに加え「体力・技術の不足」のほか、「気象判断の誤りや装備の不備など、登山の基本的な知識や行動を欠いた事故が多い」と厳しい指摘をしています。 こうした遭難事故を防止するために、主要な山岳地域を管轄する警察では、登山の安全に対する指導に取組んでいます。その一例として、栃木県警が呼びかけている「中高年の山の事故を防ぐために!」からポイントをご紹介しましょう(抜粋) |