契約内容の変更を保険会社に連絡する「通知義務」とは

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自動車保険の契約内容に変更があった場合は、速やかに変更内容を保険会社に連絡しなければなりません。事故が発生したときに、契約者の状態が契約条件と異なっていた場合、自動車保険が使えないこともあります。通知義務について正しい知識を身に付けておきましょう。

通知義務

契約時に伝えた内容に変更が発生したら保険会社へ通知を

自動車保険の契約時には、記名被保険者、契約車両の車種・用途、使用目的など、事故リスクを左右する要素を正しく保険会社に伝える必要があります。しかし、「契約後に自動車を乗り替えた」「仕事でも車を運転するようになった」など、契約時とは運転状況が変わることもあります。

こういった状況変化が、事故リスクに重大な影響を与える事項であった場合、速やかに保険会社に連絡し、変更の内容を伝えなければなりません。これを「通知義務」と呼びます。通知義務が発生する事項を「通知事項」と呼ぶのですが、おもに以下のようなものが挙げられます。

  • ●契約車両の用途・車種、登録番号などに変更があったとき
  • ●契約している車の使用目的に変更があったとき

通知事項ではないが通知が必要なケースが多々ある

通知事項として定められてはいないものの、保険会社への通知が必要なケースも多々あります。代表的な例を以下に示しましたので、必ず確認しておきましょう。

  • ●娘が運転することが多くなったので、車の名義を娘に変更をした
    契約車両の所有者や、契約車両をおもに運転する人が変わった場合には、保険会社に通知する必要があります。
  • ●転勤に伴って引越しをした
    契約申込み時に記入した住所が変更になった場合には、保険会社に通知する必要があります。同一市区町村内の転居でも、住所が変わる場合には通知が必要です。
  • ●契約車両のエンジンを載せ換えた
    エンジンの載せ換えなどの改造を行うと、型式などが変化するほか、改造の内容によっては保険引き受けができなくなるケースもあります。必ず保険会社に通知をしなければなりません。

※本記事は2015年8月21日時点での情報です。
※上記は概要を説明したものです。引受保険会社により、商品名や補償内容等は異なりますので、ご契約にあたっては必ず「各社商品パンフレット」および「重要事項のご説明・契約概要のご説明・注意喚起情報のご説明」をあわせてご覧ください。
また、詳しくは「ご契約のしおり(普通保険約款・特約)」等をご用意していますので、取扱代理店または引受保険会社までご請求ください。ご不明な点につきましては、取扱代理店または引受保険会社までお問合わせください。

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