2台目以降の車の自動車保険料が安くなる「セカンドカー割引」とは

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自分自身や家族内などで2台以上の車を所有している人の保険料の節約に役立つ「セカンドカー割引」。このページではセカンドカー割引の内容や一般的な適用条件のほか、どの程度保険料が安くなるのか、セカンドカー割引をより有効に活用するための考え方まで詳しく解説しています。

「セカンドカー割引」とは

セカンドカー割引とは ~どんなときに使える?保険料はどのくらい安くなる?~

「セカンドカー割引」とは、「自動車保険に加入している車を所有している人やその家族などが、2台目以降の車で新たに自動車保険に加入する際に、ノンフリート等級を『6等級』ではなく『7等級』からスタートできる」保険料の割引制度のこと。多くの保険会社が採用している非常に一般的な割引で、保険会社によっては「複数所有新規割引」と呼ばれることもあります。

少し複雑な説明の仕方をしてしまいましたが、セカンドカー割引を利用できるケースとしては、以下のようなものが考えられます。家族を持っている人や車が好きな人にとっては比較的、想像しやすいシチュエーションではないでしょうか。

  • ・夫婦で1台の車を共用していたが、妻用の車を新たに購入して自動車保険に加入する
  • ・趣味などのために2台目の車を新たに購入して自動車保険に加入する
  • ・同居している子供が免許を取得したので、新たに車を購入して自動車保険に加入する
  • ・すでに車を1台所有しているが、友人や知人から車を譲渡されたので、自分で自動車保険に加入しなおす

セカンドカー割引が利用できるケースの例

セカンドカー割引が利用できるケースの例

それでは、セカンドカー割引を利用すると、どのくらい保険料が安くなるのでしょう。具体的な金額を例示しながら説明していきます。

通常、新たに自動車保険に加入するとき、ノンフリート等級は「6等級」からスタートします。一方、セカンドカー割引を利用すると「7等級」からのスタートになるので、ノンフリート等級が1等級進行した状態で自動車保険に加入できるわけです。

ノンフリート等級による保険料の割増引率の変動はとても大きなもの。一般的な割増引率は、「6等級」で「-19%」、「7等級」で「-30%」となっています。等級が1つ異なるだけで、実に「11%」もの差があるのです。あくまで単純計算ですが、仮にノンフリート等級による割引前の年間保険料が10万円だったとすると、セカンドカー割引を利用したほうが、11,000円もお得になります。

セカンドカー割引が適用された場合の新規加入時の割増引率と保険料

セカンドカー割引あり セカンドカー割引なし
ノンフリート等級 7等級 6等級
割増引率 -30% -19%
年間保険料例
※割引前が10万円
70,000円 81,000円
※割増引率は損害保険料率算出機構発表のものです。保険会社によって割増引率が異なる場合があります。

「ノンフリート等級」「事故あり係数」についてもっと詳しく知る

セカンドカー割引が適用される条件

続いては、セカンドカー割引が適用されるための一般的な条件について、詳しく説明します。下記の【条件1】に挙げた「1台目の自動車保険の等級が11等級以上であること」以外は、一般家庭で自家用車を購入したときには、ほとんどの人が当てはまるでしょう。

【条件1】1台目の自動車保険の等級が11等級以上であること

セカンドカー割引が適用されるための条件として第一に押さえておきたいのが、「すでに所有して自動車保険に加入している車の『ノンフリート等級』が、2台目以降の車の自動車保険の保険始期日において、『11等級以上』でなければならない」ということです。

「事故でたくさん自動車保険を使っている」「自動車保険に加入してからの期間が短い」といったケースで、ノンフリート等級が11等級に満たない場合はセカンドカー割引が適用されません。

セカンドカー割引と1台目の車のノンフリート等級の関係

セカンドカー割引と1台目の車のノンフリート等級の関係

【条件2】1台目の車の「用途・車種」が「自家用8車種」であること

セカンドカー割引が適用されるためには、「すでに所有して自動車保険に加入している車の『用途車種』が『自家用8車種』に該当」していなければならないのが一般的です。自家用8車種とは以下の車を指します。ナンバープレートで確認するのがわかりやすいでしょう。

※保険会社によっては「自家用5車種」としている場合があります。

自家用8車種・自家5車種に該当する用途車種

分類 用途車種
自家用
8車種
自家用
5車種
自家用普通乗用車
自家用小型乗用車
自家用軽四輪乗用車
自家用小型貨物車
自家用軽四輪貨物車
自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)
自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2.0トン以下)
特殊用途自動車(キャンピング車)

セカンドカー割引が適用される用途車種とナンバープレートの関係

セカンドカー割引が適用される用途車種とナンバープレートの関係 セカンドカー割引が適用される用途車種とナンバープレートの関係

【条件3】車の所有者と記名被保険者の両方が個人であること

セカンドカー割引が適用されるためには、「1台目、2台目以降の車、両方の『車の所有者』『記名被保険者』が『個人』である」必要があります。車の所有者は車検証の所有者の欄で、記名被保険者は自動車保険の保険証券やWebサイトなどで確認できます。

ローンで車を購入した場合やリース契約で車を手に入れた場合には、車検証の所有者の欄に、自動車販売店や金融機関、リース会社の名前が記載されていることがあります。この場合、使用者の欄が個人の名義であれば、セカンドカー割引が適用されるのが一般的です。

セカンドカー割引と車の所有者、記名被保険者の関係

セカンドカー割引と車の所有者、記名被保険者の関係

【条件4】2台目以降の車が新規で自動車保険に加入する車であること

「2台目以降の車の自動車保険が新規契約に該当する」こともセカンドカー割引が適用される条件となっています。ここでいう新規契約には以下の2つのケースが当てはまります。

  • ・一度も自動車保険に加入したことのない車で自動車保険の加入契約をする
  • ・過去に自動車保険に加入したことがあるが、すでに解約されており、等級の引継ぎを行わずに自動車保険に加入する

【条件5】2台目以降の車の用途車種が自家用8車種であること

セカンドカー割引を適用する条件として、多くの保険会社が、「新たに自動車保険に加入する2台目以降の車の『用途車種』が『自家用8車種』である」ことを求めています。ただし、保険会社によっては、用途車種に関する条件を設けていなかったり、「自家用5車種」としていたりする場合もあります。

用途車種の確認の方法は「【条件2】1台目の車の「用途・車種」が「自家用8車種」であること」を参考にしましょう。

【条件6】1台目、2台目以降の車の所有者が一定の関係にあること

セカンドカー割引が適用されるための条件として、1台目、2台目以降の車の所有者の関係が一定の範囲内になっていなければならないというものがあります。一定の範囲は以下の通りです。

2台目以降の自動車保険の契約における車の所有者が

  • ・1台目の自動車保険契約における車の所有者と同一人物
  • ・1台目の自動車保険契約における記名被保険者
  • ・1台目の自動車保険契約における記名被保険者の配偶者
  • ・1台目の自動車保険契約における記名被保険者またはその配偶者の同居の親族

【条件7】1台目、2台目以降の自動車保険の記名被保険者が一定の関係にあること

セカンドカー割引には、1台目、2台目以降の自動車保険の記名被保険者の関係性についても適用条件が設けられています。セカンドカー割引が適用されるためには、2台目以降の車の自動車保険の記名被保険者が、以下の範囲内でなければなりません。

2台目以降の自動車保険の契約の記名被保険者が

  • ・1台目の自動車保険契約の記名被保険者と同一人物
  • ・1台目の自動車保険契約の記名被保険者の配偶者
  • ・1台目の自動車保険契約の記名被保険者またはその配偶者の同居の親族

セカンドカー割引をより有効に活用するためのポイント

大きな保険料の割引が適用され、しかも、一般家庭の自家用車なら多くの人が利用できるセカンドカー割引。最後に、セカンドカー割引をよりお得に活用する方法を紹介しましょう。

1台目と2台目以降の自動車保険の保険会社は異なっていてもOK

セカンドカー割引は、1台目の車で加入している自動車保険と、2台目以降の車で加入する自動車保険の保険会社が異なっていても適用されます。「1台目はA保険会社、2台目はB保険会社」という加入方法でも構わないのです。

自動車保険の保険料は、補償内容がほぼ同様でも、保険会社によって大きく異なります。「面倒だから1台目と同じ保険会社でいいや」と、自動車保険の比較・検討を怠ってしまうと、保険料が必要以上に高くなってしまう可能性も。保険料の節約のためにセカンドカー割引を利用するのですから、できるだけ多くの保険会社の見積もりをチェックして、最適な自動車保険を選ぶようにしましょう。

1台目と2台目以降の自動車保険を同一にするとさらにお得になるケースも

前述した内容に反するようですが、1台目と2台目以降の車の自動車保険を、同一の保険会社にそろえることで、さらに保険料がお得になるケースがあります。保険会社によっては、「複数台割引」といった名前で、セカンドカー割引に上乗せされる割引制度を用意している可能性があるからです。ギフトカードのプレゼントを実施している保険会社もあります。

自動車保険によりお得に加入したいなら、このような割引やプレゼントもしっかりと確認したほうがいいでしょう。

※本記事は2026年7月29日時点での情報です。
※上記は概要を説明したものです。引受保険会社により、商品名や補償内容等は異なりますので、ご契約にあたっては必ず「各社商品パンフレット」および「重要事項のご説明・契約概要のご説明・注意喚起情報のご説明」をあわせてご覧ください。 また、詳しくは「ご契約のしおり(普通保険約款・特約)」等をご用意していますので、取扱代理店または引受保険会社までご請求ください。ご不明な点につきましては、取扱代理店または引受保険会社までお問合わせください。
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