10月からノンフリート等級制度改定!
事故を起こして保険を使った人には「ペナルティ」ともいえる制度に

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新しいノンフリート等級制度では、事故で保険を使うと次回契約から一定の期間、保険料負担が大きくなるという仕組みになっています。「事故を起こさないこと」が、ますます大切となるといえるでしょう。

無事故で「保険を使わなかった人」と事故で「保険を使った人」を明確に区分

今回の改定の大きなポイントは、事故を起こして「保険を利用した人」と無事故で「保険を使わなかった人」を明確に区分し、異なる割引率を適用することです。例えば同じ13等級の人がいたとします。現行制度では、事故を起こして保険を使い「16等級から3等級下がって13等級になった人」も、無事故で「12等級から1等級上がって13等級になった人」も同じ割引率です。

ところが、改定後は、同じ等級であっても、事故を起こした人と無事故だった人とでは、同じ割引率にはなりません。「事故あり」で等級が下がった人の割引率が、無事故だった人より低く設定されています。つまり、事故を起こして保険を使った人は、より多く保険料を支払う仕組みとなっているのです。

■現行制度と新制度の割増引率の比較現行制度と新制度の割増引率の比較 ※▲は割引き、+は割増しを示します。
※割増引率は損害保険料率算出機構発表のもの。

事故を起こし保険を使った人は数万円もの保険料負担増

上の表に沿って、実際に保険料がどのように変わるのか見てみましょう。 例えば現行制度で16等級(割引率55%)のドライバーが、年間約50,000円の保険料を支払っているとします。現行の制度では、3等級事故を起こして保険を利用すると、翌年の契約からは3等級下がって「13等級(割引率47%)」となり、年間保険料は約59,000円に上がります。

一方、今回の改定では、同じ13等級の中で「無事故」と「事故あり」に分類されるので、事故を起こして保険を使い、16等級から13等級に下がったドライバーには、「事故あり」の割引率29%が適用されることになります。次回契約時の年間保険料は、約79,000円。現行制度と比べると、年間20,000円も保険料の負担が増えてしまうのです。

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事故で保険を使ってしまうとその後「3年間」は「事故あり」の割引率に

いったん「事故あり」の割引率となってしまうと、その後3年間は、そのまま「事故あり」の割引率が適用されてしまいます。例えば、事故を起こして18等級から15等級に下がり、33%の割引率となったドライバーは、1年間を無事故で過ごして等級が16等級に上がったとしても、適用される割引率は「事故あり」の36%です。無事故の16等級なら52%の割引率が適用されるので、その差は16%もあります。

下図のように、3等級事故であれば、元の等級に戻るまでには3年間無事故で過ごさなくてはなりません。また、「事故あり」の割引率が適用されている期間内に、再度事故を起こしてしまった場合は、「事故あり」の適用期間が、最長6年間を限度に延長されます。

■3等級ダウン事故を起こして、翌年以降、無事故だった場合 ■3等級ダウン事故を2年連続で起こした場合 ※▲は割引きを示します。
※割増引率は損害保険料率算出機構発表のもの。


ここまでの説明でもお分かりになるように、今回のノンフリート等級制度の改定は、事故を起こして保険を使った人に対して、非常に厳しい内容になったといえます。次回は、今回の改定のもう1つのポイントである「等級すえおき事故の廃止」と、自動車保険各社が制度改定に踏み切った背景について解説します。

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※本記事は2013年9月9日時点での情報です。
※上記は概要を説明したものです。引受保険会社により、商品名や補償内容等は異なりますので、ご契約にあたっては必ず「各社商品パンフレット」および「重要事項のご説明・契約概要のご説明・注意喚起情報のご説明」をあわせてご覧ください。
また、詳しくは「ご契約のしおり(普通保険約款・特約)」等をご用意していますので、取扱代理店または引受保険会社までご請求ください。ご不明な点につきましては、取扱代理店または引受保険会社までお問合わせください。

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