スリップ・落雪・バッテリー上がり・スタック
冬に多発する事故・トラブルと自動車保険

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路面凍結や積雪、気温低下の影響で、冬になるとスリップ事故やスタック、バッテリー上がりなどのトラブルが多発します。また、雪の多い地域では落雪事故も。今回は冬型の自動車事故・トラブルと自動車保険の関係を解説します。

雪道で制動が利かず道路外に逸脱した軽自動車

スリップ事故や落雪事故が多発!その補償で本当に大丈夫?

2014年12月の強力な寒波の影響もあり、2015年は降雪・積雪のペースが早いようです。冬になると増えてくるのが、スリップ、視界不良などが原因の「冬型事故」と、落雪・積雪による車両損害です。

スリップによる単独事故には「人身傷害」「搭乗者傷害」「車両保険」

圧雪・アイスバーンで起きるスリップでリスクが急増するのが、正面衝突と車両単独の事故。カーブを曲がりきれず車線をはみ出してしまったり、制動が利かずに道路外に飛び出してしまう事例が多いのです。冬季における正面衝突、車両単独事故のうち、実に半数以上がタイヤのスリップが原因と言われています 。

自動車保険に関して考えるときに、注意が必要となるのは単独事故を起こしてしまったケース。単独事故では相手方からの補償が受けられないため、自分がどのような自動車保険に加入しているかが非常に重要になるからです。

冬道を家族や友人・知人を乗せて走る機会が多い人は、「人身傷害補償保険」「搭乗者傷害保険」「自損事故保険」の加入状況を確認してみましょう。単独事故で自分や同乗者の身体に対する損害を補償してくれるのは、基本的にこの3つの保険だけです。

保険料の節約のために、搭乗者傷害保険に加入していなかったり、人身傷害補償保険の保険金額を低く設定している人も多いようですが、場合によっては補償内容を見直したほうがいいかもしれません。

次に確認したいのが「車両保険」です。スリップによる単独事故では、まず間違いなく車がダメージを受けます。このときに修理代などを補償してくれるのは車両保険だけ。こちらも保険料の節約のために加入を見送る方がいますが、冬道の運転を考えると加入を検討してもいいでしょう。

落雪・カーポートの破損による損害は「車両保険」でカバー

交通事故以外にも冬特有の自動車に関する事故が存在します。それは落雪やカーポートの崩落による車両損害事故。屋根から落ちてきた雪が車に当たり、ルーフやボンネットがへこんでしまったり、カーポートが雪の重みで崩れ車に損害を与えることがあるのです。また、車の上に積もった雪の重みで車両が損害を受けるケースも考えられます。

そんなときに利用できるのが「車両保険」です。車が被った損害の修理費用を、保険金額を上限として補償してくれます。雪による損害を自動車保険でカバーできると知っている人は意外に少ないようです。万が一の際は、契約内容を確認してみましょう。

バッテリー上がり、スタックは自動車保険のロードサービスでOK?

バッテリー上がりや降雪・凍結路面でのスタックなど、事故とまではいかないものの、冬に多発する車のトラブルもあります。

JAFの統計によると、冬季におけるロードサービス出動理由の35%前後がバッテリー上がりによるもの。バッテリーの性能はバッテリー液の温度に左右されるため、外気温が極端に低下する冬には、エンジン始動ができなくなることが多々あるのです。

バッテリー上がりが原因で車が動かなくなってしまったときには、自動車保険のロードサービスを利用するのが経済的。利用回数の制限がある場合もありますが、ほとんどの保険会社が「バッテリーのジャンプ」を無料で提供しており、24時間いつでも対応してくれます。

一方、降雪・凍結路面でのスタックに関しては注意が必要です。パンク時のタイヤ交換やレッカー移動などが自動車保険のロードサービスとして無料提供されるため、「スタックからの引出し作業も無料」と考えがちですが、雪道スタックの引出し作業を無料ロードサービスの対象外としている保険会社が少なくありません。

また、無料で利用できる場合も、「雪対応タイヤやチェーンを装着している」「自身で除雪などを行ったが車が動かない」などといった条件があるのが一般的です。

一見、どの保険会社も同じように見える自動車保険のロードサービスですが、細かく確認すると意外に違いが多いもの。降雪がある地域に住んでいる人は、雪道スタックへの対応状況も確認しておいたほうがいいでしょう。

※本記事は2015年1月9日時点での情報です。
※上記は概要を説明したものです。引受保険会社により、商品名や補償内容等は異なりますので、ご契約にあたっては必ず「各社商品パンフレット」および「重要事項のご説明・契約概要のご説明・注意喚起情報のご説明」をあわせてご覧ください。
また、詳しくは「ご契約のしおり(普通保険約款・特約)」等をご用意していますので、取扱代理店または引受保険会社までご請求ください。ご不明な点につきましては、取扱代理店または引受保険会社までお問合わせください。

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