お盆休みの大渋滞で玉突き事故に巻き込まれた!そのとき過失割合は?
お盆休みに車で帰省したり、休みを利用して家族や友人とドライブにでかけたりする人もいるでしょう。そんなときに注意しておきたいのが、渋滞での「バッテリー上がり」といった車のトラブルや玉突き事故などです。また、車のトラブル時に役立つ自動車保険のロードサービスの利用用法など、万が一のときの対処法を確認しておくと安心です。
今年の渋滞ピークはいつ?お盆休みの風物詩、道路の大渋滞
お盆の期間は地域によって異なるものの、一般的には8月13日から16日とされています。2016年から新たに11日が「山の日」という祝日になったことで、休みの期間が長くなることが予想されます。お盆で帰省する人の他、旅行やレジャーなどで遠出する人も加わり、さらに道路が混雑するかもしれません。
お盆には、毎年大規模な渋滞が発生しますが、日本道路交通情報センターによれば、2016年のお盆の渋滞は、高速道路では上下線ともに8月11日から16日に多く発生するとのこと。なかでも下り線は13日、上り線は14日にピークを迎えると予測しています。また、お盆休み期間中には、行楽地へ向かう車が増加するため周辺道路でも渋滞が発生すると考えられますので、お出かけ前には周辺の道路の状況もチェックしましょう。
日本道路交通情報センターによると、下り線の場合13日8時に関越自動車道の花園IC付近で45km、13日6時に中央自動車道の相模湖IC付近で45km、13日8時に東北自動車道の羽生PA付近で35kmといった渋滞が予測されています。上り線では、14日17時に東北自動車道の上河内SA付近で45km、14日18時に関越自動車道の高坂SA付近で45km、14日18時に東名高速道路の大和TN付近で45kmの渋滞が予測されています。
お盆中の車トラブルには自動車保険のロードサービスで対応
それでは、渋滞中の車のトラブルではどのようなものが考えられるでしょうか。2015年のお盆 期間中(8月8日~16日)に、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)が救援依頼を受けて出動した回数のランキングを見ると、1位はバッテリー上がり(20,497件)、2位はタイヤのパンク、バースト、エア圧不足(10,077件)、3位はキー閉じ込み(5,843件)でした。
このようなトラブルに対しては、出発前にきちんと車の状態を確認・点検するなどの対策が有効です。ただし、事前に対策をとっていても見舞われてしまうのがトラブルです。そんな時には、自動車保険のロードサービスを活用するのもひとつの手です。バッテリー上がり、パンク(スペアタイヤ交換)、キーの閉じ込みは、多くの保険会社が無料で対応しています。
さらに、ロードサービスでは、ガス欠時の燃料補給や落輪などの車両トラブルの他、現場での復旧が困難な場合のレッカーサービスや帰宅費用、宿泊費用まで対応している保険会社もあります。加入している自動車保険のロードサービスについて、事前に確認しておくことをお勧めします。
【自動車保険で活用できるロードサービスの例】玉突き事故の過失割合の考え方は?
一方、渋滞時には交通事故にも注意が必要です。渋滞中の事故で多いと考えられるのが玉突き事故です。玉突き事故とは渋滞で停車、あるいは徐行中の車の列に車が追突し、追突された車がさらにその前の車に追突してしまう事故です。その場合、気になるのが自動車保険の補償に影響する事故の過失割合です。玉突き事故では、その状況によって過失割合が変わります。
高速道路での渋滞の列に車が追突して玉突き事故が起きた場合、原則としては最初に追突した車の責任になります。もし、料金所での渋滞などやむをえない事情で完全に停車している車に追突した場合、最初に追突した車の過失が100%になり、追突された車、さらに玉突きで追突された車の損害も最初に追突した車が補償するケースが多いようです。
ただし、注意すべきは、高速道路では基本的に停車が禁止されていること。つまり、状況によっては停車していた車にもなんらかの過失責任が発生することがあるのです。例えば、障害物を避けるといった明確な理由がないにもかかわらず急ブレーキを踏んだり、極端な減速をしたりして追突された場合、追突された車にも過失が生じる可能性が高いです。
3台の玉突き事故で考えると、最初に追突した車(A車)が追突された車(B車)の損害を補償し、B車が玉突きで追突した車(C車)の損害については、A車とB車が過失割合に応じて補償するのが基本的な考え方です。
事故の状況は過失割合を決める際の重要な判断材料になります。後でトラブルに巻き込まれないためにも、できるだけ状況を記録しておき、警察や保険会社への届出をきちんと行いましょう。 渋滞に巻き込まれると、ついイライラして運転が乱暴になったり、注意散漫になってしまいがち。また暑さのせいで疲れも溜まりやすく、長時間の運転が身体に良くない影響を及ぼすことも考えられます。いつも以上に安全運転を心がけ、余裕のある計画を立てて出かけるようにしてください。
※本記事は2016年8月8日時点での情報です。
※上記は概要を説明したものです。引受保険会社により、商品名や補償内容等は異なりますので、ご契約にあたっては必ず「各社商品パンフレット」および「重要事項のご説明・契約概要のご説明・注意喚起情報のご説明」をあわせてご覧ください。
また、詳しくは「ご契約のしおり(普通保険約款・特約)」等をご用意していますので、取扱代理店または引受保険会社までご請求ください。ご不明な点につきましては、取扱代理店または引受保険会社までお問合わせください。
![]()
- ※自動車保険に加入中の方は保険証券・免許証を、未加入の方は車検証・免許証をご用意ください。
- ※現在の保険契約の満期日まで、1日以上90日未満の方が見積もり依頼の対象です。
- ※お取り扱いできない契約もございます。詳細はページ下部をご確認ください。
- ※法人・営業用はこちら/バイク保険はこちら
このページを読んだ人は次のページも読んでいます
「自賠責保険」と「任意保険」の違いと必要性を理解して正しく加入する
このページでは、「自賠責保険」と「任意保険」の違いを、「加入義務」「補償内容」「サービス」「保険料の仕組み」の4つの観点から詳しく解説していきます。自動車を初めて手に入れた人、今まで深く考えずに任意保険に加入してきた人は、ぜひじっくりと読んでみてください。自賠責保険に加えて、なぜ任意保険に加入しなければならないのかを、しっかりと理解できるはずです。また、任意保険の保険料の節約法も紹介しているのであわせてチェックしておきましょう。
続きを読む
自賠責保険(共済)とは?加入方法・補償内容・保険料についてわかりやすく解説
「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」は、すべての自動車に対し、法律で加入が義務付けられている保険です。しかし、初めて自動車を持った人はもちろん、ベテランドライバーでも、自賠責保険の重要性を理解しきれている方は少ないかもしれません。このページでは、役割から補償内容、加入方法に保険料、そして万が一のときの保険金の請求方法まで、自賠責保険に関する基礎知識を余さず解説していきます。自賠責保険について理解することは、ドライバーにとってリスク管理の最低条件ともいえます。じっくりと読んでおきましょう。
続きを読む
自動車保険とは?役割・種類・補償内容について知る
初めて自分で加入する人にとって、自動車保険の仕組みはなかなかに難解なものです。もしかすると、「よくわからないから適当に加入してしまおう」などと考えている人もいるかもしれません。しかし、自動車保険は万が一の事故の際の経済的な負担を、保険金でカバーしてくれるとても重要なもの。しっかりと理解し、自分の目で選ぶことが大切です。
このページでは、初めて自動車保険に加入する人にもわかりやすいよう、自動車保険の役割から種類、補償内容まで、1つずつ丁寧に解説していきます。ぜひチェックしてください。
自動車保険の保険料相場は年齢・車両保険・車種でどう変わる?独自データで徹底調査
「自分の自動車保険の保険料が高すぎるのでは?」「ほかの人の自動車保険の保険料はもっと安いのでは?」などと思ったことはないでしょうか。そこでこのページでは自動車保険の保険料の相場について調べていきます。また、自分にとって最適な自動車保険の保険料相場を知る具体的な方法も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
続きを読む
自動車共済とは|特徴や自動車保険との違いを解説
万が一、自動車事故を起こしたときの備えとして、「自動車保険」以外にも「自動車共済」という選択肢があります。「自動車共済は掛け金が割安」といわれることもありますが、自動車保険と何が違うのでしょうか。自動車共済の概要についてご紹介した上で、自動車保険との違いやメリット・デメリットなどについて、取り上げていきます。
続きを読む















